今回の山遊会山行は蝋梅薫る寶登山のハイキングでした。当日は、ちょうど寒波襲来の最中で、1日夜に東京にも積もった雪の後で、日陰にはまだ残雪が白く残っている状況でした。西武電車で飯能を過ぎ、いよいよ秩父の山並に入ってゆくと、吾野付近で青空なのに風花が舞ってくるという天候でした。秩父盆地に出てみると、降雪の心配は無くなりましたが、気温は相当低く感じられました。お花畑駅まで歩いて、秩父鉄道に乗り換え長瀞まで。
駅前で今日参加の12名を確認して、寶登山神社へ、約10分で到着。
今年、鎮座1900年という神社に本年の山行の安全を祈願して、神社の前で、今日初めて顔合わせという方もいるので、各人、簡単に自己紹介、会員9名特別参加3名(内2名女性)。杤本先輩は来月85歳に成られるそうです。
登山道は車も走る道で、日陰は雪が残っていて、解けたり、圧雪に成っていたりで、滑りやすいので、杤本さんは大事をとってロープウエイで頂上へ向かいました。11名は、10時過ぎに登山を開始する。老若男女、多数の登山者で、ちょっとしたラッシュ並み、一時間ほどで、頂上下の奥宮に着く、栃本さんも既に待っていて、奥宮にお参り後、裏手へ回って、蝋梅林の側を登って497メートルの寶登山頂上へ。北風が強く寒い。記念撮影もそこそこに、少し下った南斜面の風除けの出来るところで、お弁当。
12時半に下のロープウエイ駅の広場に集合という事にして、自由行動。蝋梅は、盛りを過ぎているからか香りもなく、花も萎れかかているものが多かった。下の梅林では、まだ少ししか咲いていなくて、花見には少し物足りない。
下りは、歩きやすくて順調に下山。予定より早いので、荒川岸まで行き、戻って、長瀞駅前の蕎麦屋で打ち上げ会を。次回は4,5月頃を目途に計画する事を約して、14時45分に散会し、夫々帰路に。