第29回山遊会行事
「丹沢山(1567m ) 登山」報告
5月29日(土)〜30日(日) 1泊2日

文責:菅谷 禎男(42学機)記
 5月29日(土)小田急線新宿駅07:21発に乗車し秦野駅へ、駅で今回の参加者、林リーダー(特別会員)、矢野さん(32学原)、小宅さん(36学電)、佐竹さん(特別会員)と私の5名が集合し、バスでヤビツ峠に向かいました。なかなか大変そうな計画のためか参加者は少数でした。
 峠では霧雨が小雨になり、全員レインダンサーパンツ・ジャケットにスパッツと身支度を調え、10:00予定通り出発をしました。10:20富士見橋、小休止後に登山を開始するも、階段に加えて足元は大きくぬかるみ、大汗をかいての歩行となりました。10:35林道に出たところで小休止、服を1枚脱ぎ体温調整をしました。この頃には、今回の登山でずっと続いていたぬかるみも気にならなくなってきました。

12時16分 三の塔での集合写真  小休止を繰り返しながら、11:55二ノ塔に到着、計画より30分の遅れでした。鶯が出迎える中、尾根道と階段を過ぎて12:15三ノ塔(1205m)に到着、ガスっていて何も見えず、空が明るくなると霧が白く輝いてまぶしく汗、汗でした。13:15一時間遅れで烏尾小屋に到着、雨なので小屋のお世話になり、温かいお茶(300円)やコーヒー(400円)でゆっくりとくつろぎました。

14時30分 岩場を下っている写真  13:55出発し、鎖場・木はしご・階段の連続で14:20行者岳を通過、シロヤシオの純白やミツバつつじの紫を愛で、 14時39分 鎖場を降りている写真がれ場を息上がりながら14:45政次郎ノ頭に到着。15:20新大日茶屋で小休止、 16時10分 塔の岳山頂での写真この辺になるとバイケイソウの群生が目だってきました。計画より1時間半遅れでしたが16:10塔ノ岳山頂(1491m)に到着。

霧雨の尾根道を歩いている写真  ここらあたりから体もそれなりに慣れてきて17:45丹沢山山頂(1567m)に到着、すぐにお隣に建つ「みやま山荘」へ。
 手続きをすると山荘のお姉さんが、「(予約5名が)遅くてちょっぴり心配した。」とのことでした。 17時44分 丹沢山頂での写真 食堂は交代制で、6時から夕食、今日は50名の予約があるとかで、一枚の布団に2名の割り当てで2階の上段が指定されました。手早く雨具を脱ぎ、荷物を置いて食堂へ、500円の冷たい缶ビールを飲み、佐竹さんが持参してくれた冷たいハイボールを飲み、ハムとキャベツの千切りがメインの夕食を味わいました。
 夕食後、片付いた食堂が開放されたので、持参した日本酒ふなくちを皆さん持参のおつまみで楽しみました。一枚の布団に2名の割り当ては思ったより狭くはありませんでしたが、枕のないのには弱りました。夜中、部屋の中は人いきれで暑く、よく眠れませんでしたが、じっと5時まで横になっていました。

7時9分 霧雨の中尾根道を歩いている写真  30日(日)6時からの朝食後、計画より早く、6:35には丹沢山を出発しました。朝、一時期明るくなりましたが、結局雨模様でまた雨支度をしました。 7時42分 ゴヨウツツジをバックに集合写真 小休止をしながら進んでいくと途中、シロヤシオには「ごようつつじ」の看板があり、みつばつつじと対比し、いろいろな呼び方があるのかもしれません。霧で景色が楽しめない中、ホトトギスの鳴き声も聞こえてきました。 8時2分 塔の岳山頂での集合写真 8:00塔の岳山頂に着くと、カモシカが1匹悠々と草を食んでいました。そういえば食害防止の柵が山道に沿ってずっと続いていました。昨日はあわただしく通り過ぎたので、頂上では日時計を観察し、集合写真を撮って休憩しました。
 8:20金冷ノ頭を過ぎるころは崖に生えたミツバつつじの紫が白い霧の中にひときわ鮮やかでした。 10時42分 下山中の写真 荒地を再生している山道を進み8:45花立山荘で10分の休止、このころになると大倉から登山してくる人と多数すれ違いました。9:20二俣への分岐を通過し、9:45堀山の家で10分の休止をしました。8日には競技会があるとかで、重い砂利を背負って駆け上る人とも多数すれ違いました。
 10:45にも10分の休止、11:05には見晴茶屋を通過して12:00歩きの終点、大倉のどんぐり山荘に到着。 12時19分 ドングリ山荘にて打上の写真 雨支度を脱ぎ、靴の汚れを洗ってビールとおつまみと地元の冷酒を楽しみ、ラーメンで仕上げて、2時前にはバスで渋沢駅まで戻りました。駅から小田急の急行に乗って、流れ解散となりました。お疲れ様でした。
ホトトギスの鳴き声の中 丹沢の尾根に咲いてたつつじ、クリックすると大きくなります
三つ葉つつじの写真(1) 三つ葉つつじの写真(2) シロヤシオと三つ葉つつじの写真 シロヤシオ一輪の写真