文責:田崎 耕八(32学電)
空は天高く晴れ渡り風もなく絶好の登山日和に恵まれた初冬の朝であった。参加者は青野、林、田崎の3名、08:50 武蔵五日市駅に集合、路線バスが40分待ちなのでタクシーを利用し、滝入口から10分ほど歩いて払沢の滝に着いた 09:15。
紅葉と滝を期待して来たのだが楓の葉はまだ青かった。滝入口に戻り、しばらくの間、車道を歩き、上り坂の舗装された林道を登って行くと登山道の入口に着いた 10:20。
杉林の中を谷川に沿って登って行くと小天狗の滝、天狗の滝があった 10:34。
小さな滝だが風情がある滝だ。右岸に渡り、滝壷に下りて左岸に渡り、急傾斜をよじ登って滝左上の登山道に出、谷川を数回渡り登って行くと綾滝があった
11:06。
滝は綾取糸のように数条に分れ、岩肌を滑るように音もなく滝壷に吸い込まれるように落ちていく女性的な滝である。杉木立の中に交じって茅の大木が聳えているジグザグの急登を、何度か呼吸を整いながら登って行くと馬頭刈尾根に着いた
11:56。
見上げると”つづら岩”と呼ばれる大岩壁がそそり立っていて若者達がロッククライミングをやていた。ここからは岩場の登り返しが幾つもあってきつかったが、右手の大岳沢の向うに大岳山と御岳山を見ながら、あそこまで行くのだと頑張って登って行き富士見台に着いた 12:40。
昼食休憩をとりながら富士山の姿を捜したが、逆光と昼霞で見えないので諦めていると、青野さんが見える見えると言うので、ジーと目をこらすとウッスラと紫峰の富士が見えてきた 12:57。
ここからは快適な尾根コース、丹澤山塊、道志山塊、薄霞の富士の眺望を楽しみ御前山への分岐点に着いた。そこには天孫降臨の際に道案内したという”猿田彦”の道標石があった 13:38。
大岳山神社に参拝し 13:57、急登の岩場をよじ登ってゆくと大岳山頂上に到着14:16、記念撮影をし展望を楽しんだ。御岳山駅を目指して下山すると、ケーブルカー待ちが長蛇の列16:20、捌けるのを待って茶店”富士峰軒”でお疲れさまの山祝いをやり帰路に着いた 17:50。
09:17 払沢の滝 楓の紅葉はこれからだ | 09:20 払沢の滝 | 09:54 洗足の天狗?の滝・綾滝入口 |
10;20 舗装林道が終って登山道入口 | 10:26 小天狗の滝 | 10:34 天狗の滝 |
11:06 綾滝 | 11:56 馬頭刈尾根 | 11:57 つづら岩 |
12:57 富士見台 | 13:23 紫峰の富士、目を懲らすとがウッスラと | 13:37 大岳山・御前山分岐 |
13:38 猿田彦の道標 | 13:57 大岳山神社 | 13:58 大岳山神社・本殿 |
14:18 大岳山頂上 | 14:20 大岳山頂上 | 16:30 御嶽・富士見台-茶店-富士見軒 |