小田急線から眺めた風景は街も野原も山々も桜･さくら･サクラの 春爛漫。箱根湯本駅に山崎慎一郎31原、田崎耕八32電、飯村卓郎36電、小宅仁36電、白井俊之36電、 前田勉37機、兼子八郎38電、小林渡38電、菅谷禎男42機　の９名が集合した。

　塔の沢口から浅間山に登る湯坂道の山桜はチラホラと咲きはじめたが、｢峯の嵐も雪とふる山桜戸の あけぼのの空｣とはほど遠かった。富士桜、 黒文字(くろもじ)、 木五倍子(きぶし)、 立壷菫(たちつぼすみれ)、 天南星(てんなんしょう) などの山野草の花を愛ながら２時間半歩いて浅間山山頂に到着。春の陽射しを あびながら山遊び弁当で昼食をとり 千条の滝(ちすじのたき) ルートから小涌谷に下山した。

　宿泊は「木賀温泉･KKR宮の下」。春爛漫の懐石料理で美味い酒を酌み交わし至福のひとときを楽しんだ。 宿泊の便宜をはかってくれた山崎さんに感謝！感謝！

　２日目も快晴だが、女乙峠からの富士は春霞がかかり、裾野を隠したその姿は薄衣のベールで顔を包み 悩ましげに佇む乙女を偲ばせる姿であった。金時山の山頂は風があったが快晴で暖かく乾杯の生ビールが 爽快であった。昼前に公時神社ルートを下山、仙石温泉に浸かり全員の無事下山を祝って杯をあげ 帰途についた。