第16回山遊会行事 大野山ハイキング実施報告 2007年2月17日

文責:櫻井 衛(38学機)

 当日は、この時期にしては珍しく、いつもの冬晴れとはなりませんでしたが数日前までの雨の予報が曇り時々晴れに変わり、2月17日()新松田発9時35分のバスに、12名の元気なシニアの方々が揃いました。
 10時に大野山入り口バス停に下車、ハイキングが始まりました。15分ほど歩いた大野山ハイキングコ−ス登山口で、ストレッチを行い、10時半に登り始めました。始めのうちは人家の中を通りましたが、進むうちに間もなく、雑木林になり、次には檜混じりの杉山へと続きました。小さな尾根づたいに、なだらかな勾配の小道を登っていくと、前方に広々とした牧草地が見えてきました。右に牧場のフェンス、左に森を見ながら、最後の急勾配の階段、全員気合を入れて登りました。登り終えると尾根の上の道路へ出ました。(残念ながら車でも登れたようです)そこから丹沢の山並みが、かすんで見えてきました。

バスを待っている時の写真 ストレッチ中の写真 雑木林に向かって登っている写真 頂上付近を登る写真
バスを待つ間 ストレッチ 雑木林に向かって 雑木林を抜けて

 12時半頃に頂上(723m)に着きました。頂上は牧場となっておりますが、あいにく当日は牛の放牧はありませんでした。頂上は、ほぼ180度の展望ですが、残念ながら富士山は瞬間的に頂上が見えただけで、あとは雲の中でした。しかし丹沢湖を始め、丹沢、箱根の山々の展望は楽しむことが出来ました。 暖冬とはいえ、頂上は風が強く寒いので、風を避けた陽だまりにまとまって、牛の匂いがするおいしい空気と展望を楽しみながら、昼食をとりました。

頂上より見た丹沢の山々
頂上より眺める丹沢の山々、晴れていれば富士山もくっきりと(合成写真)

 アルコ−ル好きな方々は、紅茶わりウイスキ−がふるまわれ、会話も弾んでいたようです。時々チョコやアメ、たこ焼きなどが回ってきました。45分ほどの昼食タイムで下山になりました。きれいに整備された、好天ならば、ずっと富士山が見えるはずの見晴らしのよい登山道を、麓の集落を見ながらゆくりと下りました。杉林を通り抜け、渋滞で名が売れている「つぶらのトンネル」の上を越え、ジグザグ路を下り、定員20人の吊り橋を渡ると間もなく谷峨駅に(2時45分頃)着きました。

丹沢湖を望む写真 頂上での参加者全員の写真 下山中の写真 吊り橋を渡っている写真
丹沢湖を望む 頂上にて全員 下りはのんびりと 吊り橋を渡って

 JR松田駅で降り、全員で駅前の居酒屋へ入り、楽しかった出来事や、次回の計画などの話等で大いに盛り上がりました。 年を重ねますと、楽しいこと、好きなこと、人との出会いを大事にしたいと思う人が多いようです。無理をせず、美しい自然.や、木や花を眺めたりして山へ登るのも楽しいことと思います。年令や学科の違う、素晴らしい方々にめぐり合う、新しい出会いもあります。山に行き会員の皆様の穏やかな、そしてやさしい人柄に接するだけでも、自律神経が安定し、楽しい気持ちになります。
 今回のハイキングには82才の藤田さんに参加していただきました。めぐり会いから新しい情報も入ります。この度はよい新情報がありました。ある年令になったら「風邪を引かないこと」「転ばないこと」「義理を欠くこと」が大切だそうです。
 山の好きな方、自分にあう登山を目指し「山遊会」へ入会はいかがでしょうか。

参加者:
藤田 勳(19専原)、山崎 慎一郎(31学原)、矢野 睦男(32学原)、田崎 耕八(32学電)佐藤 襄(35学機)、小宅 仁(36学電)、北原 幸男(38学機)、豊田 元雄(38学機)、桜井 衛(38学機)、兼子 八郎(38学電)、小林 渡(38学電)、菅谷 禎男(42学機)
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