タイトル:第23回山遊会行事 沼津アルプスと幕山梅林登山報告

菅谷 禎男(42学機)

 3月7日(土)8日(日)、田崎リーダーのもと、沼津アルプスの縦走と幕山登山に参加しました。今回は静岡支部との合同開催で、静岡支部からは5名が参加、計15名での登山でした。

 連日、ビチョビチョの冷たい雨と強い風の悪天候、「KKR沼津はまゆう」の当日キャンセルは100パーセントの支払い、何が何でも宿泊だけはと悲壮感漂うなか、5日の天気予報で「天気が回復しそう」に変わり一安心となりました。 私自身は風邪が治らず、6日に近所のお医者さんにかかって薬をもらったものの良好とはいえないコンディションでの参加でした。

五重塔の写真
香陵台五重塔
 7日8時42分、沼津駅南口改札口を出ると皆さんお揃いでした。バスで黒瀬まで行き、香陵台へ軽く上り、 登山準備と簡単な自己紹介の後、登山を開始しました。昨日までの雨にもかかわらす登りやすい道で9時50分には香貫山(193m)に着きました。下っての八重坂峠からは急な上りとなり、道の左側にずっと張ってあるトラロープ(2本をまとめて30cmごとに結びこぶ)に掴まり登るのだが、
降っているところの写真
下りは楽だが
道は粘土でぐちゃぐちゃの泥濘、滑るものだから腕の力で上らなければならない状況でした。悪戦苦闘して11時5分に横山(183m)に着き記念撮影、急な下り坂をトラロープに掴まりながら横山峠に下りたところで2名は無理をせずエスケープコースへと下りました。

 横山峠からは鎖を使った直登急坂の斜面、雨天でなくて本当によかった。
登ってくる人を待っているところの写真
もう少しだ頑張れ
滑る道を何とか登って12時10分には徳倉山(256m)山頂に到着、広い芝生の山頂ではたくさんの人が昼食中でした。富士山の眺望はだめでしたが、曇り空ながら静浦漁港を眼下にした山頂からの景色が良くゆっくりできました。昼食後、ぬかるみで滑る道をロープ代わりに張った竹棒を手摺りにして志下坂峠へと下りました。ここで5名がエスケープコースへ下りましたのでチームは8名となりました。

降りているところの写真その2
下りは良いが登りが待ってる
 狭い尾根伝いに馬込峠、志下峠、大きな岩の下の中将宮を過ぎて14時40分に今回の最高峰の鷲頭山(392m)に到着、小休止の後、多比峠を過ぎて15時30分に多比口峠にたどり着きました。ここから太平山(おおべらやま356m)の往復(約30分)を6名がザックを置いて登ったのですが、2人はザック番ということで居残り休憩、6名の下山を待って16時10分に江浦湾の多比バス停へと下りました。途中で酒や焼酎の買い物をしてバスに乗り、宿泊の「KKR沼津はまゆう」に17時過ぎに到着しました。

 宿泊者は紅一点の計12名でした。6時半からの宴会では山遊会が3年前に実施した「草紅葉の尾瀬ヶ原と燧岳」登山のビデオが上映され、一層盛り上がりました。前田さんの編集がすばらしく、兼子さんの詠んだ歌なども挿入されて、あの感動を思いだしました。部屋に戻ってからの宴会も、日本が韓国に快勝した野球を見ながらと一層盛り上がりました。

ホテル出発前の写真
KKR沼津はまゆう出発前
 8日は10名がバス、JR、バスと乗り継いで湯河原の幕山公園に向かいました。見ごろにはちょっと遅いかなという感じでしたが遅咲きの梅を見ながら、幕山登山を楽しみました。頂上(626m)では公園で買ったおにぎりを食べ、田崎リーダーが運んでくれた昨夜の焼酎をお湯割にして乾杯、あっという間の3時間半でしたが幕山公園に戻って缶ビールで喉を潤し、15時に湯河原駅で解散をしました。

 最後になりましたが、参加の皆様〔申し込み順に(敬称略) 兼子(38学電)、林(特別会員)、矢野(32学原)、田崎リーダー(32学電)、山崎(31学原)、小宅(36学電)、小林(38学電)、前田(37学機、静岡支部)、寒風澤(41学機、静岡支部幹事長)、白井(36学電)、林(特別会員)、高田(37学機、静岡支部支部長)、佐藤(41学機、静岡支部)、渡辺(41学金、静岡支部)、菅谷(42学機)〕ありがとうございました。おかげさまで楽しい登山ができました。 

香貫山山頂での集合写真(参加者全員)
香貫山山頂での集合写真(参加者全員)

横山山頂での集合写真
横山山頂での集合写真

徳倉山山頂での集合写真
徳倉山山頂での集合写真

大平山山頂での最後まで完走した勇者の集合写真
大平山(おおべらやま)山頂での最後まで完走した勇者の集合写真

幕山山頂での集合写真
幕山山頂での集合写真




−トップへ− −目次へ戻る− −ホームページへ−