タイトル:多賀いちょう写真部平成19年度秋の撮影会報告「愛馬の日」撮影会に参加して
平成19年9月23日(日

文責 石川 久(44学子)

馬事公苑正門の案内板の写真 9月23日、馬事公苑で開かれた「愛馬の日」の撮影会に参加しました。天気は曇り、暑くもなく寒くもなく、程よい撮影日和でありました。集合場所の正門を入ったとことに「第39回愛馬の日」と書かれた大きな案内板がありました。案内板にはお決まりかもしれないけれどスケジュール、案内図が書かれています。

 正門前での記念写真案内板の前で埼玉支部の方ともお会いすることができ、自由行動となりました。参加された会員の方は、東京支部から、玉川信二(28学電)、山崎慎一郎夫妻(31学原)、小林渡(38学電)、三好成實(39学機)埼玉支部から、寺門修(30学原)、高橋伸二(41学機)の各氏、石川久(東京44学子)であります。朝早かったので、集合時刻に間に合わなかった人もおられ、残念ながら、全員での写真は取れませんでした。

花馬祭り先頭馬の写真  早速、バカチョンカメラで写真を撮りました。花束を背負って出番を待っている馬は花馬祭りの先頭馬。花馬祭りは南木曽町田立五宮神社のお祭りで豊作・安産・家内安全などの諸願成就を感謝するお祭りだそうです。
流鏑馬の写真  オープニングパレードのあと、すぐに流鏑馬が始まりました。 テレビ等のニュースでしか知らないので、流鏑馬は鎌倉時代に始まったと思っていたのは大間違いで、欽明天皇が国の内外の戦乱を収めるため、 流鏑馬終了後のファンサービスの写真九州豊前の国、宇佐において馬上より、3個の的を射られ、天下泰平、五穀豊穣を祈願されたのが初めとのこと。腕に自信のあるカメラマンはこの流鏑馬で躍動感のある写真をとることを喜びとするが、なかなか難しいとのことであります。

ばんえい競馬曳き馬ファンサービス写真  ばんえい競馬は鉄そりを馬に曳かせ、全長200m、途中二ヶ所に障害となる坂を儲けて競わせる農耕馬の競技である。残念ながら競争中の写真はうまく撮れませんでした。 競争後のファンサービスの撮影会の写真を見比べてもらうと、お分かりいただけるのですが、流鏑馬の馬と違い筋骨隆々、すごく逞しい足であります。

馬事公苑内の出店の写真  流鏑馬の観客席の後ろ側の広場には出店がたくさん並びました。愛馬の日の賑わいを垣間見ることができます。たくさんの子供ずれの親子が来ていました。競馬以外で馬と馴初める機会が少ないので好いチャンスで子供の情操教育にはうってつけの機会なのでしょう。また、大人でも馬好きな人にとっては居ても立ってもいられない一日のような気がしました。
駒踊りの写真  皆と別れて、帰りがけ、グラスアリーナで行われていた駒踊りを見ました。黒と赤の衣装に身を包み円陣を作って踊る様は盆踊りを含め日本の伝統なのでしょうか。発生の由来は旧南部藩領における野生馬を、追いかけ・捕らえる野馬捕りの様子を芸能化したものとのことであります。

 撮影会に参加したおかげで、日本古来から各地方に伝わる伝統の馬事芸能に接することができました。また、日本古来の馬芸のほかにも、スキップや横歩きをするポニーの演技。スカートをひらひらさせて横乗り女性の横鞍演技を見ました。日本の馬芸はどちらかというと生活密着型であり、洋式場芸は馬の躍動を引き出す華麗なるスポーツ・ダンス型であると感じました。躍動感に満ち溢れた馬の写真とは程遠いものであったが、このような機会をご提供いただいた撮影会幹事・皆様に感謝しております。
備考)写真の上でクリックすると大きな写真が見られます。

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