文責 小林 渡(38学電)
多賀いちょう写真部は2016春の撮影会は「文豪達が生きた街・文京・本郷界隈を歩く」
と題した散歩コースで実施しました。参加者23名(男子17名、女子6名)の大盛況でした。
雲一つない快晴、新緑の中、かって樋口一葉、夏目漱石、正岡子規、森鴎外達が愛し、
歩いた街に思いを巡らし撮影、散策を楽しみました。昼食は東京大学食堂、カレーライスコース美味しかったです。
◆参加者(敬称略):玉川信二(28学電)、鈴木日出男(30学電)、三本木武(30学金) 山崎慎一郎(31学原)、奥様、矢野睦男(32学原)、森永隆宏(36学機)、澤野孝慈(37学機)、奥様、兼子八郎(38学電)、
小林 一(38学機)、小林 渡(38学電)、白石道彦(38学化)、三好成實(39学機)、田中栄太郎(40学化)、 高橋伸二(41学機)、小林広樹(42学機)、黒澤郁雄(45学精)、ゲスト5名(男子1名、女子4名)
◆コース:炭団坂(たどんざか)⇒樋口一葉旧居跡⇒菊坂下道⇒宮沢賢治旧居跡付近⇒菊坂通り〜⇒一葉ゆかりの伊勢谷質屋⇒昼食(東京大学食堂)⇒三四郎池(東京大学構内)
⇒小石川後楽園⇒懇親会
◆兼子八郎氏(38学電)、文豪達の街、歌人樋口一葉、石川啄木を偲んで短歌にしました。
・炭団坂訪ねむとして発ちたるも袋小路の闇に入り込む
・五年前の記憶たよりに案内をしてゐるらしもこの散策は
・難儀してたどりつきたる炭団坂登れば逍遥旧居跡あり
・坂上の崖路を下り金田一親子の住まい跡が目につく
・もう一つわからぬ場所の有りにけり二人の通行人に聞きたり
・二人からそれぞれ違う道筋を聞きて近道選び通れり
・人様の軒下通るこの路は道とは言へぬ特殊な通り
・辛うじて一葉旧居跡に着きポンプ付きたる古井戸見付く
・古井戸の上にポンプが付くなんて一葉だって知らざりしこと
・一葉がポンプの威力知りしなら讃ふる歌を残しをらむや
・同行のカメラ抱える一団が我もとばかり古井戸を撮る
・一葉の通ひし質屋土蔵みてこの界隈の散策を終ゆ
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