2013年8月30日
文責:小林 渡(38学電)
2013年4月中旬、鈴木日出男先輩(30学原)の企画でネパールに手ずくりの撮影旅行に行きました。4月11日午前成田発、香港、ダッカ経由で夜遅くカトマンズ到着、鈴木先輩のパタンの友人宅に投宿、そこを拠点として各地撮影に行きました。
撮影地は先住民ネワール族によって都市文明が築かれた世界遺産のカトマンドウ、パタン、バクタブル、ヒマラヤ眺望のナガルコット、古き良き時代を偲ばせるかっての宿場町バンデプル、フェワ湖とアンナプルナ連峰の展望で知られたポカラ等です。中でもマツラ3王国があった時代の首都として栄えた古都パタン、旧王宮をはじめとする見事な建築物、その名残りを見ることが出来ました。長い仏教の歴史を持ち、住民の8割が仏教徒であります。
宿泊先は市の中心地、毎早朝にゴールデン・テンプルでバターランプをかざして祈る姿に深い感銘を受けました。撮影は人々の祈り、生活を中心に撮りました。残念ながらヒマラヤの雄姿は天候の都合でまたの機会となりました。発展途上国に見られる傾向ですが女性が実に良く働くのが印象的でした。只、電力不足による慢性的な計画停電発生、電力、道路・水道等のインフラ整備が今後の課題と思います。
10日間の行程でしたが特に農村地帯日本の昭和初期にタイムスリップした感じで懐かしい光景に出合いました。言葉はナマステ(おはよう、こんにちわ、こんばんわ)、ダンニャバード(ありがとう)で事足りました。人々は皆親切、特に鈴木先輩の友人の投宿先では暖かいお持て成し受け、又行きたくなりました。
備考〕写真の上でクリックすると大きな写真が見られます。
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