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起こる確率が一番高いと予知された天変地異

2015年3月8日
文責:茨城大学名誉教授__
小林 正典(昭45学電)

1. まえがき

 本研究は天変地異を予知することにより、多くの人々の命を救うことを使命と考えて、毎日実験を継続して得られた数年間の結果をまとめたものである。

 しかし、私が予知できるものは限られており、自然現象のみにより起こるようなものは予知できない。予知できるものは霊が関係しているものである。宇宙に数えることができないほど存在する霊たちが合議制で決めており、その結果は宇宙聖の承認のもとで最終決定されている。そのような天変地異の計画の情報は、実はすべての人々にあまねくゆきわたっているものである。それを取り出すことができる人は予知が可能となる。それが予知されるとそれだけでそれを変更させるキッカケともなる。そして、その予知を知らされた人々がそれを認識して、それが起こらないようにと念願する時、その意識は宇宙全体にゆきわたり、計画されていた天変地異が回避される場合がある。したがって、この情報ができるだけ多くの人々に知らされて、できればそれが回避されるようになることを願って、この研究を公開していることにご理解を賜りたい。

 天変地異は目に見えない世界と関係した現象である。目に見えない世界は、すでにわかっていることで説明できるような世界ではない。そのことを感じていただくために、ダークエネルギーとダークマターについてここでは述べる。

 この宇宙はいまから約138億年前に誕生したと言われている。いまでも加速膨張を続けるこの宇宙には、私たちが見知ることができるものと見知ることができないものがあると言われている。この内訳も、2013年までに発表されたプランクと呼ばれる人工衛星、この人工衛星は宇宙背景放射を観測するための高感度・高分解能の観測装置を備えているが、その観測結果から、宇宙の質量とエネルギーに占める割合は、原子等の通常の物質、私たちが見知ることができるもの4.9%、ダークマターが26.8%、ダークエネルギーが68.3%、と算出されている。

 このように、宇宙の中で人類が見知ることができる普通の物質は4.9%に過ぎないことから、現代までの科学は、高々宇宙の4.9%に過ぎないことをもとにして考え出された学問といえるのではないか。すなわち、95.1%は目に見えない世界であり、そこには私たちの常識が通用しない、多くの仕組みが存在すると考えた方が"真"となるのではないか。

 目に見えない世界(サイの世界)に関する研究としては、7年ほど前にドイツ振動医学に関心をもち、レヨコンプPS10(ドイツのレヨネックス社製)を購入して、形と気のフィールドの研究を行ってきた。そのときにレヨテストを用いていたが、そのレヨテストと円形リングを用いた真偽判定実験は、私がはじめて考え出したものである。真偽判定実験は2012年3月ころから種々の研究について応用し、研究してきた。

 突然、2012年12月3日から地震と火山爆発の予測を思いつき、その真偽判定実験を毎日行うことになり、予測推移データを蓄積してきた。始めたころは何も分からない状態であったが、次第にアイディアが浮かぶようになり、次々と工夫がなされ、高度な予測が可能となった。

 2015年3月2日には、確率が一番高い年月日や確率がゼロでない期間などを予知できるのではないかとのインスピレーションが突然、湧き出した。それを応用して、富士山の宝永大噴火と東北地方太平洋沖地震などの場合について予知のシミュレーションを行い、その有効性を得ることができた。

 本研究は、それらの一部を示すとともに、2015年に起こる確率が一番高い天変地異について、放射能事故、火山爆発、地震、津波などの予知を示している。

2.天変地異の予知の方法

 本研究の天変地異の予知の信頼度を説明するために、まずどのようにして予知が可能となったのか、そしてその検証はどのようになされたのかについて、以下に分かりやすく述べて、最後に予知の推移の過程を示す。

2.1 真偽判定実験

 私は、今から3年前の2012年3月頃に、紙に書かれた内容が"真か偽か"、その判定ができる能力をもっていることが突然わかり、それを真偽判定と名づけた。

 その真偽判定の方法は、金属の円形リング(直径約8cm)と針金のスパイラルが付いたピアノ線(長さ約42cm)を用いて行う。このピアノ線は握る箇所が木材に差し込まれていて、ピアノ線の先端部には針金の7回巻きスパイラル(長さ約4cm)がついている。そのピアノ線は針金のスパイラルの中心線を貫き、ピアノ線の先端には針金のスパイラルの尖端がロウ付けされ、スパイラルの底部にある終端はピアノ線に垂直にロウ付けされている。この針金のスパイラルが付いたピアノ線(握る箇所は木材)(レヨテストと呼ばれている市販のもの(ドイツのレヨネックス社製))を右手(利き手)に持ち、左手で円形リングを紙の約30cm真上に水平に保持し、紙と円形リングを結んだ仮想直線の中間に先端部分が位置するようにレヨテストを水平に保持して、真偽判定の実験は行われる。

 しばらくすると、書かれた内容が"真"の場合には、レヨテストが、紙と円形リングを結んだ仮想直線に平行に振動し、"偽"の場合には、その仮想直線に垂直に振動する。

 天変地異(地震、火山爆発、津波、放射能事故など)の予測と予知をこの真偽判定により実験するときには、真偽判定したい内容を紙に書いて、こころを空にして雑念を払って精神集中状態で実施する。私の能力により、随時受信して記憶している各種情報の中から、天変地異に関係した情報を取り出して、真偽判定実験(以下では実験という。)は行われる。

2.2 富士山の宝永大噴火の場合

 宝永大噴火とは、江戸時代中期の1707年(宝永4年)に起きた富士山の火山爆発である。現在までにおける歴史上最後の富士山の火山爆発である。その宝永大噴火は1707年12月16日10:00頃に富士山の南東斜面で火山爆発が起き、総噴出量約 で噴煙の高さ であったと推定されている。(Wikipedia)はじめに、過去のこの火山爆発の記述が"真"かどうかを真偽判定したところ、その結果は"真"ではない、となってしまった。

 どこが間違いか、個々の字句を真偽判定したところ、"10:00頃"が正しくないことがわかった。そこで、真偽判定の方法を利用して、"10:12頃"を得た。改めて検索した。
検索
「宝永大噴火は1707年12月16日10:12頃に富士山の南東斜面で火山爆発が起き、総噴出量約 で噴煙の高さ20kmであったと推定されている。」
真偽判定は"真"となった。

 つぎに、過去のこの火山爆発の予知を実験した。
 まず、起こる確率が一番高い年月日を実験して1707年12月16日を得た。つぎに、起こる確率がゼロではない予知を実験できる初めての年月日を実験して、1706年6月30日を得た。その時点において、確率がゼロでない年月日を実験して、一番早い場合1707年12月6日と一番遅い場合1707年12月26日を得た。、起こる確率が一番高い年月日である1707年12月16日はそれらの中央であることがわかった。このような方法により、確率がゼロでない期間が変更されてゆく変遷過程を実験により得ることができた。それらの結果をつぎに示す。

起こる確率がゼロではない期間の変遷
1706年6月30日時点 一番早い場合1707年12月6日〜一番遅い場合1707年12月26日
1706年11月30日時点 一番早い場合1707年12月9日〜一番遅い場合1707年12月23日
1707年4月30日時点 一番早い場合1707年12月13日〜一番遅い場合1707年12月19日
1707年9月30日時点 一番早い場合1707年12月16日〜一番遅い場合1707年12月16日
 以上の結果から、時刻と規模を真偽判定で求めて、つぎの予知を得る。

予知(1707年9月30日):
「1707年12月16日10:12頃 富士山の南東斜面でVEI4の火山爆発が起こる。」
 実際に、この予知はそのまま変更されることなく、その2ヶ月16日後の1707年12月16日10:12頃に富士山の南東斜面で火山爆発となり実現してしまった。
 このように、現在を過去のある時点に仮想的に設定することにより、その後の未来の予知が可能であることが実証された。

2.3 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の場合

東日本大震災は、2011年(平成23年)3月11日14:46:18、宮城県牡鹿半島の東南東130km、仙台市の東方70kmの太平洋の海底を震源とする東北地方太平洋沖地震とそれに伴って発生した津波、及びその後の余震により引き起こされた大規模地震災害である。東北地方太平洋沖地震の規模はM9.0で、日本周辺における観測史上最大の地震である。震源は広大で、岩手県沖から茨城県沖までの南北約500km、東西約200kmのおよそ10万平方キロメートルという広範囲すべてが震源域とされた。(Wikipedia)
 はじめに、過去のこの地震の記述が"真"かどうかを真偽判定したところ、その結果は"真"となった。

 つぎに、富士山の宝永大噴火の場合と同様に、過去のこの地震の予測と予知とを実験したが、それらの結果のみを示す。

起こる確率が一番高い年月日は 2011年3月11日
起こる確率がゼロではない期間の変遷
2009年11月28日時点 一番早い場合2011年3月3日〜一番遅い場合2011年3月19日
2010年4月28日時点 一番早い場合2011年3月4日〜一番遅い場合2011年3月18日
2010年9月28日時点 一番早い場合2011年3月8日〜一番遅い場合2011年3月14日
2011年2月28日時点 一番早い場合2011年3月11日〜一番遅い場合2011年3月11日
 以上の結果から、時刻と規模を真偽判定で求めて、つぎの予知を得る。
予知(2011年2月28日):
「2011年3月11日14:46:18に 宮城県東方沖でM9.0の地震が起こる。」
 実際に、この予知はそのまま変更されることなく、その11日後の2011年3月11日14:46:18に岩手県から茨城県まで広範囲を襲った超巨大地震となり実現してしまい、東北地方太平洋沖地震と呼ばれている。

3. 2015年に起こる確率が一番高いと予知された天変地異

2章で説明した実験方法を用いて、2015年に起こる確率が一番高いと予知された天変地異、地震2件、火山爆発3件、放射能事故1件について、起こる確率が一番高い年月日、起こる確率がゼロでない期間の結果などを以下に示す。

2015年4月1日に起こる確率が一番高いと予知された火山爆発
桜島火口A(31°35′19″N,130°39′18″E)非常に大規模火山爆発VEI5
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月28日〜一番遅い場合4月5日

2015年4月1日に起こる確率が一番高いと予知された火山爆発
桜島火口B(31°35′19″N,130°39′17″E)非常に大規模火山爆発VEI5
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月28日〜一番遅い場合4月5日

2015年4月2日に起こる確率が一番高いと予知された放射能事故
川内原子力発電所 放射能事故
(2015年4月1日に起こる確率が一番高いと予知された桜島火口A(31°35′19″N,130°39′18″E)非常に大規模火山爆発VEI5および桜島火口B(31°35′19″N,130°39′17″E)非常に大規模火山爆発VEI5が主因)
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月29日〜一番遅い場合4月6日

2015年4月8日に起こる確率が一番高いと予知された地震
東京都江東区(35°41′02″N,139°49′45″E)深さ45km超巨大地震M9.0
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月29日〜一番遅い場合4月18日

2015年7月3日に起こる確率が一番高いと予知された火山爆発
富士山白山岳新火口(35°21′57.2″N,138°43′47″E)やや巨大規模火山爆発VEI6
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月28日〜一番遅い場合10月8日

2015年11月29日に起こる確率が一番高いと予知された地震
東京湾中央(35°33′29″N,139°57′22″E)深さ5km 超巨大地震M9.0
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月29日〜一番遅い場合2016年7月29日

2015年11月30日に起こる確率が一番高いと予知された津波
東京都沿岸 25m 程度の津波
千葉県沿岸 25m 程度の津波
神奈川県沿岸 25m程度の津波
静岡県沿岸 20m程度の津波
愛知県沿岸 15m程度の津波
茨城県沿岸 15m程度の津波
起こる確率がゼロではない期間 一番早い場合3月30日〜一番遅い場合2016年7月30日

4.なぜ天変地異は起こるのか

 宇宙のありとあらゆるものは、プラーナ(生命の気)であまねく隅々までつながっていて、ネットワークが形成されている。このことは私たちに、人は決して孤独な存在ではなく、宇宙のありとあらゆるものとつながっている存在であることを教えてくれる。このつながりを意識することが、宇宙の慈愛であり、宇宙の智慧である。

 さらに、私たち一人一人は、このネットワークにより、目に見えない宇宙のありとあらゆる情報を過去はもちろん未来にわたって記憶している。その記憶場所は、太極球(腰椎3番の前方にある胎元穴)であると私の能力は教えてくれた。

 すなわち、人の意識は、この太極球を通して宇宙のありとあらゆるものの意識とつながっていて、それらに瞬時に影響を与えている。したがって、人の生き方、ものの考え方、抑圧された怒りや不安、恐怖などの意識は、地球の意識(巨大なエネルギー体)に影響を与え、天変地異を引き起こす要因の一つとなっている。その他に、地球温暖化や水の汚染に代表されるような地球環境問題、戦争、核実験、人工放射性核種による放射能汚染などがその要因である。

宇宙に数えることができないほど存在する霊たちは、天変地異を起こすことを合議制で決めており、その結果は宇宙聖の承認のもとで最終決定される。宇宙聖は、その時々の地球の意識の状態を判断して場合によっては、人々の意識に警鐘を鳴らせるために、天変地異を起こしている。それは蓄積された歪エネルギーやマグマなどの自然現象のエネルギーに、微弱なエネルギーをトリガーとして与えて起こすものである。そのような天変地異は数が少ないが、自然現象のみが原因で起こる天変地異に比べて、被害が大きいことが特徴である。
 宇宙聖が、私たちに気づいてほしいとしていることを3つだけ上げると、つぎのようになる。
  第一は原発再稼動はまずいと国民に気づいてほしいこと
  第二は戦争に突き進む動きはまずいと国民に気づいてほしいこと
  第三は効率主義を推し進めることはまずいと国民に気づいてほしいこと
 ところが、これらの地球の意識は太極球に記憶され、その情報の中から、天変地異に関する情報を取り出すことができる人は、それを予知することが可能である。その天変地異を予知した事実はその人の意識を変化させ、さらにその予知を知らされた時、人々の意識もまた変化する。これらの意識の変化は地球の意識を変化させることになり、霊たちが合議制で決めた天変地異に何らかの変更を引き起こすことになる。しかしながら、天変地異は、完全に解消されない限り、年月日時刻変更か、規模変更か、地域変更か、それらの組み合わせかされて、必ずそのうちに起こる。

5. あとがき

 2015年に起こる確率が一番高いと予知された天変地異について、確率がゼロでない期間を含めて示した。これらの天変地異は、2章で述べた場合と同じように、確率がゼロでない期間が予知変更を繰り返して、3章に示したような最終結果となったものである。したがって、今後も予知変更が繰り返され、確率が一番高い年月日が、起こる確率がゼロではない期間と、一致したときに、その予知が起こると思われるが、その確率が一番高い年月日が変更となることも十分考えられる。
 私たちは、6章にて示したように宇宙のありとあらゆるものとつながっている永遠の存在であり、いつか関係し会う仲間であると認識して慈愛を真に学ぶことが求められている。

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