2015年1月25日
文責:小林 渡(38学電)
・2014年12月写真仲間6人で〜ベトナム北部少数民族を訪ねて〜撮影旅行に行きました。 訪問地は北ベトナム、ハノイ、ムオンライ、ライチャウ、フランス統治の面影の残る霧の街サパ、ラオイカイ。ベトナムはキン族を主とし53の少数民族が暮らす国ですが、この地域では元来もともとの少数民族、そして中国などから移り住んできた人々が暮らしています。ディエンビエンフーから北へと向かう街道沿いにはターイ族やモン族などその民族ごと、色鮮やかにそれぞれの民族衣装を身にまとって暮らしており、農閑期にあたるこの時期、集落で刺繍、藍染に励む人々の姿が見られました。生活は質素、素朴、昔懐かしい笑顔に接しました。村々の住居は日本の大正、昭和初期、家畜と一体の生活、最近は市場経済の波が押し寄せ人々の生活が変化しつつあり家々にはホンダ、ヤマハ等の日本製のオートバイ、衛星利用の携帯電話、TVが普及しております。女性は民族の誇りである衣裳を大切に着飾って、農閑期、遠路歩いて市場で刺繍した品々を売っております。同じ民族同士、女子14〜15歳位で親が決めた相手と結婚、親子四代も珍しくなく子沢山、日本のように少子化皆無です。只近親結婚の弊害も出ているようです。 主な民族の特徴は以下の通りです。
・ザオカオ族:「高い所(カオ)に住むザオ」という意味のザオカオ族。女性は大きな黒いターバンを巻き、黒いズボンに見事な刺繍。
・赤モン族:ライチャウ南部の赤モン族の特徴は"ビックヘア"と呼ばれるヘアスタイル、鮮やかに刺繍されたスカートを身につけている。
・黒ターイ族:ターイ族の女性は短い上着に黒く長いスカートというのが基本的スタイル。ディエンビエンフー周辺に多く住む黒ターイ族はさらに髪の毛を高く巻き上げている。
〔備考〕 写真の上でクリックすると大きな写真が見られます。背景はヴェトナムの田園風景です。
高床式住居 | 黒ターイ族 | コム族(1) |
コム族の少女 | コム族(2) | 赤モン族(1) |
赤モン族(2) | 赤モン族(3) | ザオ族(1) |
ザオ族(2) | ザオ族の少年 | ザオカオ族(1) |
ザオカオ族(2) | ザオカオ族(3) | 赤モン族(4) |
赤モン族(5) | 赤モン族(6) | 赤モン族(7) |
白モン族の子供達 | 白モン族 | ザオカオ族(4) |
赤モン族 藍染め | 黒ザオ族 親子4代 | ルー族(1) |
黒い歯ルー族 | ルー族(2) | ルー族(3) |
黒い歯のルー族 | 黒モン族(1) | 黒モン族(2) |
霧の街(1) | 霧の街(2) | 黒モン族(3) |
花モン族 | 黒モン族(4) | サパ市場 |
ターイ族(1) | ターイ族(2) | ターイ族(3) |
ターイ族(4) | 世界一の棚田 | 青空市場 |
黒モン族(5) | ザイ族 藍染め(1) | ザイ族 藍染め(2) |
黒モン族親子3代 | 赤ザオ族(1) | 赤ザオ族(2) |
黒モン族(5) | 赤ザオ族(3) | 赤モン族幼子 |
ハノイ街角 | 早朝のハノイ駅(1) | 早朝のハノイ駅(2) |