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S38工業化学科クラス会(総会)開催報告
「江の島・鎌倉に遊んで」

投稿者 大塚 進(38工化)

 開催日は、青葉の薫る青空を期待していたクラス会、曇天ではあったが、 ともかく雨の心配はなかった。 今年の「工化38会」の総会は江の島〜鎌倉の旅でした。8名の参加により、一年ぶりに有意義なひと時を 過ごすことが出来ました。
 私たちのクラス会は昭和38年3月の卒業以来、折に触れ開催して卒業後のお互いの経過、仕事の事、 暮らしぶりなど情報交換をするなどして、励まし合って来ました。現役の頃は勤務地の事情などで 開催出来なかったことが多々あったものの、退職し、年金暮らしが始まると生活パターンが似かより、 また時間的余裕も出来て、ここ10年来は宿泊を伴う充実した総会を開催して来ました。
 これまでの総会を振り返ってみると以下の通りです。
  〔下記(*)は2泊3日。それ以外は1泊2日。〕
  ・平成21年:京都〜神戸〜大阪〜奈良観光(*)
  ・平成22年:常陸太田竜神峡〜鵜の岬〜五浦海岸観光
  ・平成23年:ソウル観光(*)
  ・平成24年:北鎌倉〜横須賀観光
  ・平成25年:近江(大津〜彦根〜竹生島)観光(*)
  ・平成26年:天城下田街道〜下田市内観光
  ・平成27年:長崎〜佐世保〜有田観光(*)
  ・平成28年:日立(こうがく祭、市内ゆかりの場所)見学〜
          ひたち海浜公園観光
  ・平成29年:武蔵五日市の歴史(千葉卓三郎の足跡)探訪
          〜御岳渓谷観光
  ・平成30年:江の島〜鎌倉観光
この間、鬼籍に入った者、体調不良や家庭の事情さらには地域活動の事情などで参加者もだんだん減少して 今年は8名の参加者で旧交を温めました。
 此の総会の開催時期は、ゴールデンウィークのフィーバーが醒めた頃、青葉の爽やかな頃を原則に 開催して来ました。
 総会では、宴会、二次会を通して次の事を話し合っています。
 @近況の相互報告
 A次年度総会の開催企画の決定
 Bその他諸情報の交換など
さて、今回一日目は、一旦鎌倉駅に集合し、参加者の確認後、江ノ電のフリーパス「のりおりくん」を使って、 江の島まで移動し、江ノ島観光後に鎌倉に入る行程をとりました。
 @江の島:2020年オリンピック時のヨットハーバー予定施設、
        江の島神社、洞窟を巡る散策
 A片瀬:常立寺(元使塚)、龍口寺(仏舎利塔、五重塔)
 B腰越:満福寺(源義経の腰越状)
 C稲村ヶ崎:逗子開成中学ボート部遭難の慰霊碑、
        新田義貞鎌倉攻めの碑、コッホ博士の記念碑
宿泊は、メンバーの佐々木氏(元日産自動車勤務)の紹介で、由比ヶ浜にある日産鎌倉倶楽部にしました。 先ず大浴場で一日の疲れを癒やしました。晩餐会の後、恒例の二次会と総会をやろうとしたものの、 半数以上が今日の疲れに勝てず、ダウンの状況。総会協議事項は2日目反省会時に、と言う事で、 余力のあるメンバーで雑談よもやま話の後就寝。今日を振り返ると江の島、龍口寺、稲村ヶ崎では 階段、高低差がきつく、その上、1日の歩数は約2万数千歩。運動慣れしてない体にはかなり負担になったのではないだろうか。 二日目は、全行程徒歩。宿舎を出発し、長谷寺詣でから始めました。
 D長谷寺:観音堂、阿弥陀堂、大黒堂、他、花の庭苑、
       丁度見頃の紫陽花の散策路。
 E高徳院:露座の大佛とその鋳造技術、大風、地震、津波の災害、
       大仏殿の倒壊などを学ぶ。
 F鎌倉文学館:旧前田の別邸、佐藤栄作氏の別荘を経て近代著名作家の
       展示館。素晴らしい薔薇園。
 G寿福寺:鎌倉五山三位、臨済宗建長寺派、亀谷山壽福金剛禪寺
       著名人の墓…源実朝、北母政子、高浜虚子、星野立子、
                大佛次郎、デベッカ
 H英勝寺:水戸藩縁の寺で、現存する鎌倉唯一の尼寺、東光山英勝寺
       家康の側室お勝の方は水戸徳川家初代頼房公の養母で、
       後に英勝院尼として本寺を開基、以来水戸家姫君が
       住職を努める。
二日間を通して、メンバーの白石氏(元DIC勤務)の元会社の同僚で、鎌倉ガイド協会会長、関有恒氏による 懇切なる説明のもとに、鎌倉の歴史をひもといて頂き中世・近世の歴史、仏教文化、に触れることが出来、 更には近代の文豪に会えて大変良かった。
反省会はJR鎌倉駅近く小町通りにあるレストランで、二日間の旅の反省と共に、来年の企画に関して、 最終確認をしました。これまでご当地では、北鎌倉と今回の鎌倉西地区を制覇したので、 来年は鎌倉の東部地区〜逗子・葉山・横須賀西部地区を企画する事に決まった。
 私たちのクラス会は、此の総会とは別に、「ミニ会」と称して東京周辺在住のメンバーで 年に2〜3回東京駅周辺に集まって、絆を大切にしています。お互いに励まし合い、東京支部総会には 5〜6名の参加を常とし、又専攻学科を越えて情報を交換して38メンバーの参加者増加にも協力して来ました。
これからも、多賀工業会の各種企画に少しでも寄与できる様わが仲間の絆を大切にしていきたいと考えています。(了)     文責:大塚 進

参加者の写真

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