個展が終わりました

玉川 信二(28学電)

 以前から「おしらせ」欄でご案内していた私の「仏像彫刻展覧会」は予定通り実施されました。
 私が仏像彫刻を始めて以来の念願だった「個展」は、私の生涯の大事業!でしたので、これが終わってほっとした気分と同時に疲れがどっと出てきました。
 会場の貸し出しスケジュールの関係で会期は6日間と短く、都合で見られなかった人も多かったかと思いますが、入場者は記名された方が100人余、無記名の方を入れると200人近い方がご覧になっています。  私が関係している教室の方が教室終了後大勢来てくださり、また私の学校の同窓生の友達もたくさん見えられました。 茨城大学と多賀工専の同窓生の方は記名者で20人弱であり、同窓生の関心の深さを十分に感じました。 皆様がお忙しい中をお出でいただき観覧されたこと、この場を借りて深くお礼申し上げます。
  私が仏像彫刻を始めてから20年以上の間の主な作品20点ほどを並べ、渡米したりして手元にないものは写真を飾りました。 それらの中で人気があったのは、尺物の千手観音立像とターラー菩薩坐像でした。 千手観音は四十二手を「よく作りましたね」と言われ月に兎や髑髏が目を引いたようです。 ターラー菩薩は極彩色と肉体的魅力が物をいいました。 渡米したのは観心寺如意輪観音模造ですが、同様ピンク色の色彩が好まれたようです。
 会場の準備は教室や同窓生の人に協力していただいて短時間で済み、また立派な生花をいくつかいただいて、文字通り展覧に花を添えることができました。 会場を貸してくださった電力館の人には片付けものの処理をお願いしました。
 このようにして大勢の観覧者の方と展示に協力していただいた方のお蔭で、個展を盛大にかつ滞りなく行うことができました。 これらの方に深く感謝する次第です。

 以上

展覧会開催のチラシの画像
開場入り口の写真 観覧してる人々の写真

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