天城山登山と河津桜ハイクに参加して |
(菅谷(42機械)記) |
2月18日、いつもならばとっくに目覚めているのに、6時5分前、目覚ましの音で起きた。 きっと2度寝したせいに違いない。あわてて支度をし、途中のコンビニでおにぎりを買って、原宿駅に急ぎ、 品川駅で7時4分、がらがらのこだま531号の自由席に乗ると、偶然「踊り子の道ハイク組」の瀬在さんがおられ、
お話をうかがっていたらあっという間に熱海到着、三島まで行く瀬在さんと別れ、熱海駅で降りると田崎リーダー他登山組の7名と合流ができ、 これでもう安心となりました。伊東駅までは電車で行き、伊東駅から天城高原GCまではバスの予定でしたが、ゴルフ場がクローズとかで、
8時30分発のバスは、手前の天城東急リゾート、ハーベストクラブ入口までしか行きませんでした。 |
登山道入り口にて | 樹氷(1) | 万次郎岳にて | 石楠立(ハナダテ)にて |
小雪が舞う肌寒い天気となったなか、 早い昼食をとっていると3,4組のパーティーが登ってきて、少しはにぎやかになりました。 雪もほとんどやんだ、11時45分に出発、 何も見えないのでコース唯一といわれる展望台の「見晴らし」にも止まらずに、アセビのトンネルを抜けて12時20分 にはシャクナゲの群落地、 石楠立(ハナダテ)に到着、もっとも花の咲くのは5月下旬とかで、緑の葉をみるだけでしたが、 樹氷を見ることができました。 風上に向かって1.5cmほどの大きさに成長し、遠くに見るさまは桜の花のようでした。写真をご覧下さい。 |
樹氷(2) | 万三郎岳頂上にて | 樹氷(3) | 見晴らし〔富士山?〕 |
13時には1等三角点のある目的地、万三郎岳の頂上に到着しました。展望はありませんがゆっくりと休憩して、 13時25分、 もと来た道を引き返しました。14時25分晴れ間の見える「見晴らし」に到着、富士山の頂を雲の上に眺望できました。 写真をご覧下さい。 14時30分出発し、15時35分には「天城縦走路入口」に戻ることができました。タクシーを呼び17時5分には伊豆高原駅到着、 すぐに電車が発車して伊豆稲取駅へ、迎えの車を呼んで17時30分、今日の宿、KKR稲取に着きました。 「踊り子の道ハイク組み」8名も間もなく到着し、すぐに温泉へ入って全員体を休め、お決まりの豪華な食事と飲み物に舌鼓を打ちました。 |
樹氷(4) | 宴会 | 全員集合 | 「白鷺」 |
2月19日、9時1分伊豆稲取発、河津へ、今年は開花が遅いとかで河津桜はほんの気持ちしか咲いていませんでしたが、 メジロが河津桜の花をついばむ様を間近に見ることができました。写真をご覧下さい。桜のわりに、観光客と臨時の売店だけは 大賑わいでした。10時1分には踊り子温泉会館からバスに乗り、写真組みと別れ、湯ケ野で降りて踊り子の道ハイキングをしました。 途中で道に迷って時間をロスしたこともあり、再び川合野から七滝までバスのお世話になりました。 七滝めぐりは途中から急な階段が続くなかなかハードな道でした。13時7分、 水垂(ミズタレ)で修繕寺方面から帰る3人と分かれ、バスで踊り子温泉会館にもどり、再び河津桜を楽しみ、 15時24分には河津駅から熱海に向かい、それぞれの家路につきました。 以上
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河津川土手に沿って | 河津桜「メジロ」 | 河津桜(1) | 吊り橋を渡るハイク組 |
「踊り子の道」トンネル組の写真と紀行文: 玉川 信二(昭和28年 電気) 本年初の山遊会行事「天城山と河津桜ハイキング」は2月18・19日に行われたが、初日の天城山は登山組とトンネル組の二組に分かれ、私はトンネル組に参加した。 三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線に乗り修善寺駅で下車、そこからバスで湯ヶ島まで行ってハイキングが始まった。 ここから下田までのルートは国道414号線であるが、ハイキング道路は半分が国道でなく旧道の山道を通ることになっており、天城トンネルも旧道の方をくぐって行く。 旧道は森の中のだらだら坂を上り下りする歩き易い道で、久しぶりに快い森林浴を楽しむことができた。途中浄蓮の滝や川端康成の碑などの観光ポイントがあって、見物しながら休むことができた。 くぐって行った旧天城トンネルは電燈が所々しか点いていない薄暗く気味の悪い道であったのに、同行のカメラ名人たちはトンネルの真ん中で或いは出口近くでお互いを撮り、幻想的な芸術写真を作るために腕を競い合っていた。 |
修善寺駅にて | ひたすら歩く | 旧天城トンネル | 浄蓮の滝にて |
稲取の旅館は高かっただけあってなかなか立派な建物であり、料理も実に豪華であった。 海老や蛸と野菜の鉄板焼きと生きた鮑の七輪焼きがめいめいに一皿ずつあり、刺身の舟盛が3−4人に一舟ずつ、加えて吸い物と香の物、目の前に並んだ徳利を傾けながらの味は格別であった。 食事が終わってからの「夜の部」も筆舌に尽くしがたいものであった。 |
翌日も上天気、昨日のコースを逆に戻り伊豆急河津駅から河津七滝までを歩いた。 当日は日曜とあって川津桜の見物人が多く、それを見込んだ露店が道筋に続いていた。 早咲きで有名な河津桜でも花見にはまだ早く、三分咲きといったところ。 しかし川の土手沿いに延々と続く桜並木は蕾でもなかなか見応えがあった。 道を挟んで反対側は菜の花畑が点々とありこちらは満開、桜の桃色と菜の花の黄色とはよい対照であった。 桜街道が終わった辺りから河津七滝が始まる。 最初は「大滝」、次に「初瀬の滝」と続き、実際は七滝ではなくて九滝である。 川に沿って滝が続くが、滝には落差が必要であり、その分だけ道は上りになる。 しかも道路は川沿いに付いているから、滝壺を見るのにそこまで下りて行き、また上って戻らなければならない。 段のついた細い道の上り下りは、普段運動しない我々にとってよい運動になり過ぎ、相当に体力を消耗した。 最後の滝は50mくらいの階段を上ってやっと七滝回りが終わり、バスが来るまでの待ち時間は有り難い休憩であった。 バスで再び修善寺まで戻り、駿豆線で三島へ、そして東京へ帰ったが、疲れは3日くらい残った。 若い頃は無賃パスを利用して信州や東北のあちこちの山へ登り足には自信があったつもりだったが、寄る年波には逆らえないことをしみじみ感じさせられた。 以上
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河津桜(2) | 菜の花と桜 | 滝と銅像 | 水垂にて「全員」 |
最後になりましたが、参加された玉川さん(28電気)、鈴木さん(30原動)、山崎さん(31原動),瀬在さん(31原動)、 田崎さん(32電気)、矢野さん(32原動)、小宅さん(36電気)、川松さん(36電気)と奥様、高田さん(37機械)、
前田さん(37機械)、兼子さん(38電気)、小林さん(38電気)、特別会員の林さん、特別参加の佐竹さんありがとうございました。 おかげさまで楽しい旅ができました。 文責:菅谷
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