講演内容 18世紀以降からの爆発的な人口増加とエネルギーの需要増加により、地球環境問題が顕在化して、昔から用いられてきた薪、化石燃料からの転換が迫られています。 風力/太陽光等の再生可能エネルギーへの期待は高いものの、現状ではこれらだけで十分とはいえず、原子力発電への期待が一層高まってくると思われます。 米国で開発された軽水炉型原子力発電は、改良発展が進み、世界中で400基以上が稼動中で、WH社開発の加圧水型(PWR)とGE社開発の沸騰水型(BWR)の2つの型があります。 講演では、地球環境の状況と軽水炉の仕組みを中心として、その他の炉型についても簡単に紹介してもらうと共に、最近、大きく変化している原子力産業界の世界状況を解説してもらう予定ですので、多くの多賀工業会員諸兄の参加をお待ちしています。